データ構造とアルゴリズム

http://www.saiensu.co.jp/?page=book_details&ISBN=ISBN978-4-901683-49-4&YEAR=2007

まだamazon.co.jpには出てないようですが,書店で立ち読みしました.
あの有名な五十嵐氏の本です.
かなり薄くて驚きましたが,内容がコンパクトにまとまっている印象を受けました.コンパクトすぎる感じがあるので,独習や講義の副読本のようなものとして使うよりは,分野を知らない人が簡単に概観するのによいのではないでしょうか.
二分探索木として2-3木を中心に説明してるところはいいですね.
ちなみに,この本で「集合群」と呼ばれているものは離散数学で普通「集合族」と呼ばれるものです.