2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧
わけもないのに勉強しだした。
Anargyros Katsabekis and Apostolos Thoma Journal of Combinatorial Theory, Series A Volume 114, Issue 2 , February 2007, Pages 300-310 http://dx.doi.org/10.1016/j.jcta.2006.05.005 単体的複体と代数幾何に関する論文. まず,単体的複体のマッチ…
いま,辞書で調べたら彩色に「さいしき」という読み方もあるようだ. だけど,離散数学では「さいしょく」と読むことが一般的になっている.これは文化なので仕方ない. 彩色は「さいしょく」あるいは「さいしき」と読むが色彩は「しきさい」と読む. よく疑…
何かとお世話になっている松井泰子先生のコラムの文章の「研究とは」というものに共感した. お薦めです.
Yi Wang, and Yeong-Nan Yeh Journal of Combinatorial Theory, Series A Volume 114, Issue 2 , February 2007, Pages 195-210 http://dx.doi.org/10.1016/j.jcta.2006.02.001 数え上げ組合せ論の論文. 非負数列の単調性や単峰性を示すことは重要であるが…
Y.-F.S. Petermann and J.-L. Remy Advances in Applied Mathematics Volume 38, Issue 1 , January 2007, Pages 54-70 http://dx.doi.org/10.1016/j.aam.2005.10.003 ζ関数を計算するアルゴリズムとしてCohen-Olivierのアルゴリズムというものがあるらしく…
さて,指し棒について. 個人的な考えだけど,指し棒はできるかぎり使わないほうがよいと思う. レーザーポインタも同様. 理由は効果的に使うのが難しく,ほとんどの場合失敗し,しかも指し棒を用いた場合に行なえるよい発表と同程度によい発表が指し棒を用…
先週の金曜日に行なわれた. 今年はあんまり変な質問をしなかったんじゃないか,と自分では思うけど,去年も自分ではそう思ってたので他の人がどう思ってるかは分からない.
手元に来たので明日のために読み進める。
Oded Goldreich, Howard Karloff, Leonard J. Schulman and Luca Trevisan Computational Complexity Issue Volume 15, Number 3 / October, 2006 Pages 263-296 http://dx.doi.org/10.1007/s00037-006-0216-3 CCC 2002 (Conference on Computational Comple…
訳あって少し勉強。かなり忘れている。
Algorithms in Real Algebraic Geometry (Algorithms and Computation in Mathematics)作者: Saugata Basu,Richard Pollack,Marie-Françoise Coste-Roy出版社/メーカー: Springer発売日: 2006/06/15メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブロ…
Saugata Basu Computational Complexity Issue Volume 15, Number 3 / October, 2006 Pages 236-251 http://dx.doi.org/10.1007/s00037-006-0214-5 d変数2次多項式が導く不等式が個あり、その論理結合として表される集合Xがあるとする。 このXのEuler-Poinca…
Peter Burgisser, Felipe Cucker and Paulin Jacobe de Naurois Issue Volume 15, Number 3 / October, 2006 Pages 197-235 http://dx.doi.org/10.1007/s00037-006-0213-6 d次元ユークリッド空間内の集合Sがsemilinearであるとは、それが半空間の論理結合で…
A.M. Marmol, L. Monroy, and V. Rubiales European Journal of Operational Research Volume 177, Issue 3 , 16 March 2007, Pages 1523-1534 http://dx.doi.org/10.1016/j.ejor.2005.10.016 交渉ゲームの多目的バージョンを考察。 特にequitable lexicogra…
アルゴリズム・サイエンス:出口からの超入門 (アルゴリズム・サイエンスシリーズ 2―超入門編)作者: 岩間一雄出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2006/10/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 118回この商品を含むブログ (31件) を見る「NP完全であればあき…
牧野さんの日誌からたどって「グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている」という記事を読んでみた。理論家としては、何かしらのアイデアが「自明」とか「極めて凡庸」と言われたりすることにすごく抵抗があって、それは個人的な感情なので押…
週末にようやくニコリの最新刊を購入した. 表紙の暗号だけど,今回はすらっと解けた. 前半のペンシルパズルはだいたい解いた. スリザーリンクにだいぶ慣れてきた.今後はカックロも鍛えていかなきゃ.
Jean-Luc Marichal European Journal of Operational Research Volume 177, Issue 3 , 16 March 2007, Pages 1453-1468 http://dx.doi.org/10.1016/j.ejor.2005.04.015 関数F: [0,1]^n→[0,1]をn個の属性値を1つにまとめ上げる集約関数と見なす.(決定理論で…
Yves De Smet European Journal of Operational Research Volume 177, Issue 3 , 16 March 2007, Pages 1433-1452 http://dx.doi.org/10.1016/j.ejor.2005.04.014 オークション理論と多目的決定理論の融合. オークション理論では属性が複数ある場合は,多属…
Georgios P. Papamichail and Dimitrios P. Papamichail European Journal of Operational Research Volume 177, Issue 3 , 16 March 2007, Pages 1400-1408 http://dx.doi.org/10.1016/j.ejor.2005.04.011 k-meansクラスタリングとrange treeを融合した. …
やりたい研究とやらなくちゃいけない研究とほとんどできてるはずの研究といろいろあるけど、とりあえず書くものは書かないといけない気はする。 TSPに関する論文は書きかけで、再び考え始めてしまって、そこでとまってしまったから、とりあえず考えるのはや…
いけません。来週からはちゃんと更新するようにします。
ベイジアンネットワーク概説作者: 繁桝算男,本村陽一,植野真臣出版社/メーカー: 培風館発売日: 2006/07/01メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (11件) を見る週末にぱらぱら読んだ。 確率推論のところに出てくる厳密アルゴリズムがどうもtr…
追われてしまった。
T. Garlipp and C.H. Muller Computational Statistics & Data Analysis Volume 51, Issue 3 , 1 December 2006, Pages 1479-1490 http://dx.doi.org/10.1016/j.csda.2006.04.022 ラスタ画像の中から直線や円を検出する問題を考察. この論文で提案する手法…
Rigoberto Florez and David Forge Journal of Combinatorial Theory, Series A Volume 114, Issue 1 , January 2007, Pages 175-183 http://dx.doi.org/10.1016/j.jcta.2006.03.002 マトロイドの向き付け可能性問題について. Ziegler (1991) はランク3の極…
Carsten E.M.C. Lange and Gunter M. Ziegler Journal of Combinatorial Theory, Series A Volume 114, Issue 1 , January 2007, Pages 159-166 http://dx.doi.org/10.1016/j.jcta.2006.02.003 Ziegler (2002) は一般化Kneserハイパーグラフというものを考え…
Marianne Johnson Journal of Combinatorial Theory, Series A Volume 114, Issue 1 , January 2007, Pages 151-158 http://dx.doi.org/10.1016/j.jcta.2006.02.002自然数nの分割λに対して,λ形の標準ヤング盤を考える. そのdescendent setというのは、i+1…
NHC秋学校について書いたものがNHCニュースレターに出ました. 記事中,「一同に会する」と書いてあるのは「一堂に会する」が正しいです. 訂正します.