11月後半から12月中旬まで

九大の集中講義から.4日間毎日5時間ぐらい講義するのはさすがに疲れる.数理学府なので全部板書でやってみたけど,そのせいかもしれない.(前に東北大で1週間集中講義をしたときは,こんなに疲れなかったし.) 右手の親指,人差し指,中指がチョークでかぶれたような感覚.でも,福岡の食はおいしかった.

帰ってきてオープンキャンパス&研究室公開.ポスターを事前に作ってたから,当日はだいぶ楽だった.

ここでグラフ理論の授業がはじまる.初回は数え上げの基礎.いわゆる二重の数え上げは表を書くとわかりやすいという話.これは双対定理につながる重要な展開の第一歩なんだけど,そんな深みまで学部の授業で進められないのは残念.

それで11月末にもう一度九大へ.「離散構造と最適化:展開と連携」というワークショップに出る.http://imi.kyushu-u.ac.jp/~kamiyama/opt2012.html

その週末は下関で合宿.自分の中ではいまいち不完全燃焼,というか,おそらく疲れてる.

帰ってきて,授業準備,査読,編集委員,授業そのもの,などを経て今に至る.数学セミナー来年2月号のエレガント欄に出題するけど,ちょっと難易度がいまいちで皆さんのお気に召すかどうかわからない.来週締切のOR学会誌の原稿と来週のISAACの発表準備もしないといけない.