ALGO 2011

ALGOはヨーロッパのアルゴリズム系会議の中でも大きなものの1つです.もう1つはICALPでしょうか.例年9月に行われています.ESA (European Symposium on Algorithms) がALGOの傘のもとで開かれ,それに付随していろいろな会議が同時に行われています.今回はWABI (Workshop on Algorithms for Bioinformatics),IPEC (International Symposium on Parameterized and Exact Computation),WAOA (Workshop on Approximation and Online Algorithms),ALGOSENSORS (International Symposium on Algorithms for Sensor Systems, Wireless Ad Hoc Networks and Autonomous Mobile Entities),ATMOS (Workshop on Algorithmic Approaches for Transportation Modeling, Optimization, and Systems) が同時開催されました.

https://algo2011.mpi-inf.mpg.de/

今年の開催地はドイツのザールブリュッケン.情報関係の比較的大きな研究所があり,ファシリティーは充実していました.パラレルセッションの同期をとるタイマーシステムがすごく,始めは慣れなかったのですが,次第に慣れてきて,便利に思えました.

発表された論文の内容などについては,また機会があれば書きます.IPECで東大の岩田さんがExcellent Student Paper Awardを受賞しました.おめでとうございます.

次回のALGOはスロベニアリュブリャナ.一度行ったことがありますが,歴史を感じるよい都市です.2013年のALGOはフランスのソフィア・アンティポリスで開催することが決まりました.